一度目の奇跡は君が生まれたこと


































どうして僕は君を造ったんだろう

















































歌が…届いたんだ………
























































それは





逆探知できない程に
  
     遠い、遠い未来から届いたメッセージ




















どうして













どうして







俺は、君を独りにさせるために造ったのではない









どうして


















俺は










君に3度も、奇跡をもらいました











君が生まれたこと
君と過ごした時間
君から送られた、マゴコロ


























俺はもういらない















いらないよ



































独りになると知っていて
君を壊さない俺のココロ


君がどれほどの時を独りで過ごすと知りながら
その怖さを知りながら、それでも君を壊せない



















だから






























だから、4度目は、

















4度目は



          君に渡したい




































































どうか
   君が壊れるときは






















――――――――― リン 

                     笑って     
















end